留学報告書REPORT
経済学部経営学科 3年 男子
留学先:トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学(2018年10月~2019年9月)
留学の動機と準備(語学、ビザなど)
留学の動機
自分はもともと語学に興味があり、海外の人ともコミュニケーションをとってみたいと思っていました。さらに学生の間に1年間語学留学をしたいとも思っていたので今回マレーシアに1年間留学を決めました。留学をするに当たっての準備として二年生の夏休みを利用してフィリピンに一ヶ月の語学留学に行ってきました。今まで英語を学んできた中でスピーキングの能力が低かったので海外で一ヶ月日本語を使わない生活を送ろうと思いました。毎朝8時から午後5時までみっちりと英語が勉強でき、フィリピンは物価も安いので短期でいきたいという人にはおすすめです。
留学の準備
マレーシアに留学が決まってからは経済学に関する単語を覚えたり、少し難しい英語の本を借りて勉強しました。さらに留学するに当たって保険に入ったり、学生ビザの申請をしなければいけません。ビザは東京の大使館でしかとれないので早めに申請した方がいいと思います。
留学生活について
住居(寮やアパートの設備)
僕は現地の寮に入りました。僕の寮には勉強用の机、ベッド、扇風機、冷房などがあり部屋もきれいだったのであまり不便な生活はしませんでした。留学生の寮に入ったので、日本人以外にも韓国、台湾、香港、中国、ドイツ、オーストラリア、インドネシアなどの生徒と一緒に暮らしました。
生活環境(気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など)
気候
マレーシアは年中夏で10月から2月くらいまでが雨季、その後が乾季になります。雨季はほとんど毎日夕立が降りました。
大学周辺の様子
ラーマン大学は学生寮から自転車で約10分のところにあり、留学生は基本的に自転車を使っていました。最寄りの駅までは車で10分くらいかかるので交通の便がいいとは言えないと思います。
交通機関
ラーマン大学は学生寮から自転車で約10分のところにあり、留学生は基本的に自転車を使っていました。最寄りの駅までは車で10分くらいかかるので交通の便がいいとは言えないと思います。
食事
食事ですが、寮の近くにレストランがあり、値段も高くないので毎日使っても大丈夫だと思います。
留学時の毎月の生活費(寮費、食費、娯楽費など)
毎月RM2000(約50000円)くらい使っていました。寮費は約12000円、食費20000円、娯楽費20000円という感じに使っていました。料理の値段は日本の二分の一から三分の一くらいなのでとても安いと思います。
学習、研究以外の活動(スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など)
マレーシアでは社会人のサッカーチームに入っていました。活動は週2回で場所も寮の近くでした。週末には他のチームと練習試合を行ったり、リーグ戦を行ったりするときもありました。そのほかにも学校主催でマラソンやフットサル、バドミントンの大会も開催していました。
週末の過ごし方についてですが自分の住んでいたカンパーにはたくさん遊べるようなところはなかったので隣の少し大きな町によく遊びに行っていました。長期休暇はだいたい2,3週間あり、近くのベトナムやインドネシア、マレーシアの島に行きました。
留学中の学習の概要
留学して最初の学期は英語の勉強を中心に行い、残りの2学期は英語と自分の専門の経済、経営の分野を少しとりました。専門科目をやるために必要な英単語や日常会話のためのリスニング力などを集中的にやりました。
留学面での苦労・アドバイス等
留学面での苦労
最初の1,2ヶ月は現地の人とコミュニケーションをとるのがとても大変でした。同じ交換留学生でもとてもうまく英語をしゃべれる人ばかりだったのである程度理解できるように日本で練習しておくといいと思います。さらに僕がいた地域は中国系マレーシア人がとても多く、現地の人のほとんどが中国語を主に使っていました。食事に行くときに会話には入れないということがあったので少しでも中国語が話せれば生活がもっと楽しくなると思います。
留学を振り返って
とにかくこの1年間はとても充実していて新しいことにたくさん挑戦できたし、それを通して新しい自分を発見できたりもしました。最初は何も話せなかった自分に積極的に話しかけてくれたり、それぞれの国の文化を教え合ったりと大学4年間よりも充実していたと思えるくらいいい経験ができました。
今後留学を考えている学生へのメッセージ・アドバイス
海外で一人で生活することは大変なことだと思いますが自分が思っている以上にたくさんのことを経験できます。異なる人種、価値観、文化を実際に肌で触れることで感じることがたくさんあると思います。行こうか迷っているのなら絶対に行くべきです。特にマレーシアは日本よりも物価が安くお金の心配が他の国より少ないこと、多民族国家なのでさまざまな文化を体験できるなど留学にはうってつけの場所だと思います。