留学報告書REPORT

留学の動機と準備（語学、ビザなど）

留学の動機

入学前から留学したいという思いがありました。第2言語で韓国語を履修し、韓国語をもっと深く学びたいという気持ちが強くなり、ゼミの先生に相談して留学を決めました。

留学の準備

ビザは住民票が実家にあったので、管轄の大使館に母に代理で受け取ってもらいました。

留学生活について

住居（寮やアパートの設備）

学内には１０棟ほど寮がありました。私の寮は二人一部屋で、日本人の留学生がルームメイトでした。部屋はベッド、机、椅子が２つありシャワー、トイレ、エアコン、オンドルが完備されていました。また各階に冷蔵庫、ウォーターサーバー、学習室もありました。寮にはコンビニ、ジム、食堂、ランドリールーム、パソコンルームがあり、wi-fiも使えます。

生活環境（気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など）

気候

雨が少なく、晴れていてとても過ごしやすかったです。冬は富山と同じか、それより少し寒いくらいでした。雪は滅多に降りません。

大学周辺の様子

学生が多く、飲食店やカフェ、スーパーも近くにあり、生活する上で困ることはないと思います。

交通機関

バスがたくさん走っていました。市内まではバスで１０分ほどでとても近いです。大学の近くはタクシーも多く便利でした。

食事

学内に学食、カフェ、ファストフードがあり、学外にもお店が多かったので困ることはなかったです。

お金の管理方法

クレジットカード２枚と現金を持っていきました。３０分あれば銀行口座を開設できるので、現金も口座に入れて管理しました。

携帯電話

学校で留学生向けのsimカードの契約ができたので、それを使っていました。

留学時の毎月の生活費（寮費、食費、娯楽費など）

寮費

寮によっても多少異なりますが、大体１学期５万円ほどで、長期休暇は２、３万円ほどでした。

食事費

私は寮の食事をつけなかったので、外食が多かったです。外食費用は、日本より少し安かったです。

学習、研究以外の活動（スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など）

部活動には所属しませんでした。週末は電車に乗って釜山や慶州など旅行に行き、友達とたくさん遊びました。留学後半は、カフェでお手伝いをさせてもらいながら、美術の勉強会や日本に興味がある方たちと交流もできました。

留学中の学習の概要

韓国語の語学力向上が目標だったので、前半は韓国語の授業を受けました。日本人が私だけの授業もあり、外国人の友達もできました。毎回課題が出ましたが、その分身になったと思います。また授業の一環として、班のみんなで旅行に行くなど、日本ではできない貴重な経験ができました。後半は、経営学部の専門の授業を受けました。すべて韓国語で、専門的な用語もたくさんあり難しかったですが、回数を重ねるごとに理解できるようになりうれしかったです。

留学面での苦労・アドバイス等

コロナの影響で少し大変でしたが、ほかは特に困ったことはありませんでした。留学後半は、日本人の留学生がほとんど帰国してしまい、外国人留学生と過ごすことが多かったです。その時、英語をもっと勉強すればよかったと思いました。

留学を振り返って

とても充実した10ヶ月間でした。出発前に想像していたよりもはるかに楽しく、たくさんの人に会い、多くのことを学びました。最初は自分の韓国語に自信がなく、積極的に行動できずに悔しいこともありましたが、今では良い思い出です。世界各国から集まっている学生と出会い、視野が広がり、よい刺激を受けました。素晴らしい機会をくださり、留学をサポートしてくださったすべての方に、感謝しています。

今後留学を考えている学生へのメッセージ・アドバイス

日本の大学では出会えない人や、経験できないものがたくさんあり、多くのことを学びました。留学をする機会は、大人になってからはほとんどないと思うので、迷っているなら行くことをお勧めします。