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経済学部旧HP

留学報告書REPORT

経済学部経済学科 3年
留学先:トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学(2023年1月~2023年5月)

留学の動機と準備(語学、ビザなど)

留学の動機

とにかく海外で英語を学びたいと思っていて、どのようにしてその機会が得られるか考えていました。留学に行かれた先輩方の説明会に行き、その話がとても充実しており、また、自分のしたいことと重なっていたので、留学を決めました。

留学の準備

自分にとって初めての海外だったので、パスポートを作るところからのスタートで作成後、相手の留学校に書類を送りビザを発行してもらいました。私は、初めてのこともあり、手順が分からずやっていましたので、一つ一つの手順が遅かったので、前もってここら辺の手順を理解しておけばよかったと思っています。

留学生活について

住居(寮やアパートの設備)

学校の近くにある寮を借りました。部屋は自分で決められましたが、ほかの部屋にどのような国籍の人が何人いるのかは入るまでわかりませんでした。基本的な家具はそろっていましたが自分だけが使うもの、例えばコップや調理器具、寝具は自分で用意する必要がありました。施設としてはテニスコートにプールやジム、そして学校までの無料送迎バス付きでした。寮のマンションの一階にはレストランやカフェ、コンビニエンスストアも備わっていたので、わざわざ遠くに買い物をしに行くという機会は日常では少なかったです。

生活環境(気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など)

気候

昼はとても暑く38度いく時もありました。しかし、どの建物にもエアコンが設置されているので、逆に建物内は寒く、室内はカーディガンを羽織るくらいでした。夜は比較的過ごしやすい温度でしたが、雨が強く降るときもあったのでたまに、じめじめした気候が感じられました。

交通期間

遠出をするときの交通機関は基本的に電車を使い、近場であればグラブを使用しておりました。遠出の電車はインターネットから予約をする必要があり、駅で切符を買うことができないので、このシステムを先に先輩や現地の人に教えてもらった方がいいです。

食事

食事面については、学校のある日は学食、夜は友達とレストランで食事をし、大半は外で食べていました。辛い料理もありますが、基本的にたくさんの種類があるので、食べられないものしかないという状況にはなりませんでした。しかし、水については必ず有料で買うことをお勧めします。たまに、無料のお水でおなかを壊していました。

携帯電話

携帯関連については、カントリーロックを日本で解除しておけば、SIMは簡単に入手できるので問題ないと思います。チャージ式なので、毎月そのたびに入金する形をとっていました。寮と学校にはインターネットをつなげられる環境が備わっていますが、使い放題パックを毎月使っていました。友達とカフェで勉強するときにパソコンとつなげるのに必要だったからです。

留学時の毎月の生活費(寮費、食費、娯楽費など)

私は毎週友達と必ず遊び、ほぼ外食をしていたので、ほかの方より多く使っていると思いますが、平均で、食費は3万円いかないくらいでした。旅費は2万5千円程度で足りていました。娯楽費は、月5万くらい使っていました。

学習、研究以外の活動(スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など)

基本的に生徒が様々なイベントを授業を通して行っているので、参加したいと思えば、交換留学生でも関係なく参加できます。そのためフリスビー大会や学校内のマーケットには足を運んでいました。現地の方と話せる、そして仲良くなれる機会なので積極的に参加していました。一タームしかとってない私には長期休暇はありませんでしたが、たまに、国の休暇で学校も休校しているときは海外に遊びに行ったりしていました。

留学中の学習の概要

マレーシアスタディと倫理現代をとりました。特に学部に関係なく、自分の興味のある授業を選択しました。しかし、これ以外に、社会倫理を履修しようと思っていましたが、難しく途中で変えました。面白さだけで選んでも、途中で変更することができたので、まずはなんでもとることをお勧めします。

留学面での苦労・アドバイス等

最初は友達の作り方が分からないことや、日本と違う文化などに驚き、日本と比べたくなりますが、この国はこの国と割り切って生活することがいいと思います。英語で遠回しにいうことは私にとっては言語の壁で不可能と思ってからはストレートに言うことを心がけていました。変に難しい単語を使っても、相手に理解してもらえないときがあるので、いかに簡単な文を早く言えるかを考えていました。最初はだれもがいろいろな壁にぶつかると思いますが、期限付きの留学は楽しむしかないという気持ちでやれば不安は軽減されます。

留学を振り返って

本当に毎日が刺激的で、大げさでもなんでもなく人生で一番成長できた時だと思います。つらいこともたくさんありましたが、それ以上に行ってよかったという気持ちしかありません。

今後留学を考えている学生へのメッセージ・アドバイス

留学に行こうか悩んでいる人は必ず行った方がいいと思います。言語の壁や金銭面で行くのをためらっているときは、国際課や実際に行かれた先輩に相談してみるといいと思います。自分が思ったより、神経質になりすぎていたなとか、この奨学金を借りればなんとか行くことができるなとか、分かります。私は、留学に行って一番にこのような世界があったことを知らないなんてもったいないと感じました。留学が人生を変えるわけではないですけど、すくなくとも、今の自分とは全く違う考え方の人とたくさん出会い、自分には何が足りなかったのかなど世界についても知れ、自分についても知れる機会です。ぜひ、留学をしたいと考えている人は行動したらいいと思います。