留学報告書REPORT
経済学部経営学科 4年
留学先:開南大学(2023年2月~2025年1月)
留学の動機と準備(語学、ビザなど)
語学→事前に資格取得を通して学習しました。(HSK5級、中国語検定2級)
ビザ→渡航3か月ほど前から書類の収集を始めました。健康診断は早めに行っておくのが良いと思います。
留学生活について
住居(寮やアパートの設備)
大学付近のアパートに住んでいた。ワンルームの部屋だったが、生活に必要なものはすべて揃っており不自由することは無かった。なお、洗濯は共用。
生活環境(気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など)
気候
台湾は沖縄よりも南にあるので暖かそうに感じるが、冬場は日本と同様に厚手の上着が必要です。高山地帯を除けば、雪が降ることは無いです。
大学周辺の様子
つい最近大学内に7-11が開店したので、買い物が非常にしやすくなりました。大学周辺には徒歩圏内に食堂やコインランドリー、スーパー等揃っています。
交通機関
バスがかなりの頻度で運行しているので交通で不便を感じることはなかった。基本的に、バスには決まった時刻表が存在しないのでネット上でリアルタイム位置を確認するのが便利。
食事
麺類や餃子、お弁当などのお店が周辺に多くある。多くの台湾料理の日本人の口にも合うので、食事に関して困ったことはなかった。
お金の管理方法
現地の口座があると便利です。銀行によってはコンビニと提携している場合もある(日本のゆうちょ銀行のような感じ)。
携帯電話
現地のキャリアで長期契約をするのが良いです。私は、渡航後1週間は旅行者用SIMを使い、その期間中に現地のキャリアを契約してきました。
留学時の毎月の生活費(寮費、食費、娯楽費など)
一か月あたり100,000円あれば十分な生活ができます。食費は日本と同等程度、交通費は比較的安価です。
学習、研究以外の活動(スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など)
現地でアルバイトを2つ経験しました(飲食店と事務仕事)。台湾社会を身をもって体験することができるよい機会となりました。
留学中の学習の概要
留学前半は、卒業に必要な単位の取得に専念しました。その中で現地のコンペティションへの参加、校外学習などの諸活動へも参加し、台湾人学生との交流の機会をできるだけ多く作るようにしました。留学後半は現地でのアルバイトをはじめとして、学校外での活動を増やしていきました。
留学面での苦労・アドバイス等
授業形式の違い。台湾の学校では、生徒と教員の間で双方向のコミュニケーションをとりながら授業が進行していく場合が多い。積極的に話し合いに参加する姿勢と、自分の意見を伝えられる語学力がどちらも必要です。
私は大学3年次から留学したので、留学先で就職活動をする形になりました。日本と距離が離れているぶん、書類のやり取りや選考段階等で困難を感じることはありました。
留学を振り返って
私の大学生活の前半は、コロナウイルスの世界的流行によって様々な活動が制限を受けていた時期でした。そのような不透明な時期もありましたが、3年生以降の時期にやりたいこと(留学)が実現できたことは、私の大学生活の大きな財産となりました。留学をサポートしてくださった全ての方々に感謝しています。
今後留学を考えている学生へのメッセージ・アドバイス
留学は、大学内外で様々な学びが得られる貴重な機会です。異文化の中での生活を通して、「日本人」としての自分や「日本」という国を客観的に見ることができるようになり、今までにはなかった視野を得ることができたと感じています。事前準備をしっかりと行い、充実した留学生活を送ってください!