経済学科
学科長のあいさつ
経済学科では、急変する世界経済及び現代産業社会、そして学問的変化に対応できる、国際的な視野をもちながら、新たな経済システムやビジネスを創出し、新しい仕事や価値を生み出していくことに寄与することができる人材(国際人)の育成を目指します。
また、日本を含む世界の出来事を経済の視点で理論的、実証的、歴史的に分析し、問題を解決していく能力を身につけることを目指します。現実の制度や現象を知るだけでなく、それをどのように理解できるかを常に考えていきます。事実に対する理解には、絶対に正しいということはありえないという観点から、現実に対する自分の見方を鍛え、自分の意見を作っていく態度を養います(筒井、2001、P3)。また、国際化や地域企業のニーズ、そして現代産業社会の要求に対応するために、専門的経済理論に基づいて現実の経済・社会問題について論理的に思考する能力を修得します。
経済学分野の科目だけでなく、経営学分野の科目も併せて学ぶことによって、経済学の理論的な分析を、現実の企業経営の課題解決に利用できるような応用力を養います。また、法学分野の科目も併せて学ぶことによって、国や地方自治体など公的部門が担う公共政策の内、経済と法が密接に重なる分野における適切な政策の内容と運用に関する分析能力を養います。さらに、データサイエンス分野の科目も併せて学ぶことによって、統計データから市場や社会の特徴を把握するための分析能力を養います。データサイエンスの出発点はデータ生成過程を詳しく知ることであるという観点から、経済、経営、法がどのように関わってデータが生まれたのかを見極める能力を養います。
○参考文献:筒井義郎(2001)『金融(プログレッシブ経済学シリーズ)』東洋経済新報社
新入生のみなさんへ
大学生活を通じていろいろな人、物、自然と出会って下さい。そしてその出会いで感じたことを大切にして下さい。楽しいこと、つらいこと、うれしいこと、悲しいこと、感動したこと、つまらないこと、自慢したいこと、隠したいこと、その全てがみなさんの心の財産になります。心の財産が豊かなほど生きる喜びを感じる人になります。“いろいろあったけどよかったな”と思える大学生活を送って下さい。
所属教員と担当授業科目
学科授業科目
経済学科の学科授業科目は、授業日程・時間割の(学部)専門授業科目のページをご覧ください。