経済学科
経済学は世界の情勢を経済の視点から適時かつ的確に分析するための不可欠な分野であり、そのため、公務員試験のみならず、ビジネスパーソンが取得を目指す、公認会計士、中小企業診断士、証券アナリストなど重要な資格試験において必須科目となっています。それでは経済学科でどんなことが学べるのでしょうか?
経済学科で学ぶことのできる科目について説明します。現実の経済はとても複雑ですので、経済を簡素化することで見えてくる基本的な仕組みを、ミクロ経済学とマクロ経済学で学びます。前者は消費者や企業など経済主体について個々の経済活動を解明しようとする学問であり、後者は一国経済全体の経済状態をGDPや失業率、金利などで捉えようとする学問です。これらの基礎的な経済理論を学ぶと一気に勉強できる科目が広がります。金融論、財政学、国際経済学、開発経済学、環境経済学、地域経済論、社会政策などを学ぶことができます。また、事実的な内容に力点を置いた、日本産業論、中国経済論、アジア経済論、世界経済論などで、日本と近隣諸国・地域との経済関係を系統的に学ぶことができます。さらに、経済データを使いこなす為に、統計学や計量経済学を勉強できます。これら以外にも、日本経済史や西洋経済史、政治経済学、社会学関係の科目など幅広く学ぶことができます。
経済学科では以上の科目の講義以外に、自分の考えや意見を論理的に、そして説得力をもって話したりすることを身に付けるための充実した少人数のゼミナール形式の授業も提供しています。また、英語の文献を読解する講義や英語での講義も開講してます。経済学科で学ぶ学生には日本と世界のビジネス業界を始め多くの分野で貢献できる人材をめざしてほしいと思います。
経済学科 大学紹介ムービー
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