コース制について(令和4年度以降入学生)
経済学部には、経済学科、経営学科、経営法学科の3学科がありますが、昼間主コースでは、これに加えて、履修コースが設置され、各学科とも3つのコースから1つを選択することができます。2年生に進級する際にコースを選択しなければなりません。下記には、コースを選択する上で必要となる各コースの特徴や授業科目などについての基本的な情報が掲載されています。コースによっては1年生の時に事前に学習すべき科目があります。
卒業までコースは原則として変えられません
コース制のしくみ
学科によって選択できるコースに違いがあります。所属する学科にあわせて、3つのコースから1つを選択します。

経済学科で選択できるコース
- 社会データサイエンス
- 社会経済
- 地域公共政策
経営学科で選択できるコース
- 社会データサイエンス
- 企業経営
- 地域公共政策
経営法学科で選択できるコース
- 社会データサイエンス
- 経営法務
- 地域公共政策
各コースの案内には1年生のうちに勉強すべきことが記載されています。1年生の時は志望するコースをひとつに絞りきれない人もいると思います。自分の勉強したいコースの候補を2つくらい念頭において勉強をしてください。
コース一覧
社会データサイエンス
データ主導で地域の社会課題、企業の経営課題、国の政策課題を解決するための⽅法について学ぶコースです。さまざまな社会科学分野の知識をベースに、課題を設定し、統計や⼈⼯知能によって解決⽅法を⾒出す⼀連の技能取得を⽬指します。
社会経済
経済理論を基礎として経済学の諸分野と連携をとりながら、歴史、政治、社会学および環境、福祉、医療、労働の問題など社会科学各分野の専⾨家たちが、学⽣⼀⼈⼀⼈の関⼼に沿う形で、現代社会の光と闇を⾒定める⼿法と考え⽅を教授します。
企業経営
ビジネスの多様な局⾯で⽣ずる諸問題を解決する能⼒を育成し、習得するために不可⽋な科⽬群が体系的かつ横断的に準備されています。科⽬の履修を通じて、現実のビジネスの動静や近未来のビジネス⾏動のあり⽅について理解を深めることができます。
経営法務
法律学を総合的・体系的に学ぶコースです。基本六法(憲法・⺠法・商法・⺠事訴訟法・刑法・刑事訴訟法)およびこれらに付随・関連する主要法律科⽬における基本概念やさまざまな法技術の理解を通じて、リーガル・マインドを⾝につけることができます。
地域公共政策
国や地⽅⾃治体が担う政策の在り⽅と社会経済に対する影響を分析します。経済学と経営学の観点からは政策⽬的・内容・⼿段のあり⽅について、法律学・政治学の観点からは、政策の実施・⾏政の活動に関する制度とその意義について、それぞれ学びます。
卒業に必要な単位
専門科目(選択)を76単位以上修得することが卒業要件のひとつになっています。
この76単位の専門科目(選択)の中には、
◎自分の所属する学科の科目が36単位以上
◎自分の所属するコースの指定するコース科目が36単位以上
含まれていることも卒業要件になっています。
自分の所属している学科の科目でも自分の所属するコースの科目ではないものもあれば、逆に、他学科の科目でも自分の所属するコースの科目に指定されているものもあります。やや複雑ですので、間違いのないように単位を計算してください。
お問い合わせ
単位や履修の方法などについては経済学部教務事務室に問い合わせてください。コース制全般については、経済学部教務事務室もしくは、各学科の教務委員に問い合わせてください。