特別講演会「韓国の農業経済」を開催しました
【教員の研究・社会貢献活動】2012年12月10日
2012年11月30日10時30分から12時まで富山大学経済学部201大講義室において、経済学部新里研究室の主催による特別講演会「韓国の農業経済」が開催されました。講師は、朴 起煥博士(韓国農村経済研究院)です。博士は「韓国のフードシステムの現況と課題-農産物の生産・流通・消費を中心として」との論題で講演されました。韓国の農業の特徴として、総人口での農家人口の割合(6%)、国内総生産額での比重(3%)、食料自給率は23%となっていることや、農業の生産では、コメの生産量は減少、野菜と果物も全般的に減少、それにもかかわらず、Well-Beingブームによってトマトとカボチャは増加。農業の消費では、コメの消費量は継続減少、野菜は外食の増加とキムチの消費の減少などによって消費量が減っていることなどを紹介されました。学生、教員など200名以上が参加しました。
(詳細は、チューリップ経済学 http://www3.u-toyama.ac.jp/tulip/te/を参照下さい。)
教室風景
講師 朴起煥博士(韓国農村経済研究院)