国際交流
留学報告書
経済学科4年 女子
留学先:上海大学国際交流学院(2012年3月~2013年1月)
留学の動機と準備(語学、ビザなど)
交換留学生として留学できることに加え、留学は大学入学前からの夢でもあり、長い人生の内に海外で生活できるチャンスはなかなかないだろうと考え中国留学を決意した。
語学の準備については、簡単な基礎編のテキストを使って学習したが、あまり真剣にしていなかった為、実践では全く使えなかった。
ビザに関しては、渡航前に留学ビザの申請が間に合わなかった為、日本で30日間の観光ビザを取得して現地で1年間の留学ビザに切り替えた。
留学生活について
住居(寮やアパートの設備)
1人部屋と2人部屋がある。1人部屋の寮には、各部屋にトイレ、シャワーがついており、各フロアに共同キッチン(各フロア冷蔵庫2台有)とランドリールームがある。2人部屋の寮は、全て共同であるが不便はなさそうである(キッチンは無い)。
生活環境(気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など)
上海の気候は日本の気候とほとんど変わらない。延長キャンパスの周辺は大型ショッピング施設や市場、食事処が充実している。宝山キャンパスの周辺は、食事処はいくつかあるそうだが、割と静かな場所である。延長キャンパスの寮から徒歩5~10分ほどのところに地下鉄の駅がある。5駅ほどで市の中心へ行ける。タクシー代も安くよく利用していた。お金は、必要な時に必要なだけ現地の銀行ATMからおろしていた。携帯電話は現地の家電量販店で購入した。プリペード式で利用していた(私の場合100元のカードで2~3か月もった)。
留学時の毎月の生活費(寮費、食費、娯楽費などの概算)
節約すれば、ひと月3万円ほどで生活できる。
学習、研究以外の活動(スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など)
毎週末に中国人の学生が交流会を開催していたので参加していた。中国人学生と会話するいい機会であると考える。また、宝山キャンパスには日本語学部があるのでそちらでも催し物がある。週末や長期休暇は上海市内や郊外の散策、中国国内を旅行するなどした。留学生対象の旅行があり、格安で行けるのでおススメ。
留学中の学習の概要
土日以外は毎日授業がある。基本的にリスニング、リーディング、ライティングの授業がある。また、HSK受験者に向けての補講授業もある。私はこの留学でHSK5級を取得した。
留学面での苦労・アドバイス等
私が苦労したのはやはり語学面である。渡航当初、ほとんど話せなかったので相手と意思疎通を図ることができず大変苦労した。アドバイスとしては、渡航前に真剣に語学を勉強するべきであるということである。話せるようになるのは早ければ早い程、現地の環境に慣れやすいし、友人も沢山でき、充実した留学生活が送れると考える。
留学を振り返って
中国で生活してみて、日本で得られる情報との間にギャップがあったので大変驚いた。日本とは全く違う環境下で生活する中で、自身の視野や見識を広げることができた。留学中に経験し感じたことがきっかけで、やりたいことが見つかり就職活動もそれを軸にして頑張ることがでた。この為、1年間の留学は今後の人生の指針を決める際の大変貴重な経験となっていると考える。
今後留学を考えている学生へのメッセージ・アドバイス
海外で生活することで、自分が今まで生きてきた中で当たり前だと思っていたことが多く覆される経験ができると考える。それは時には、苦しい経験であるかもしれないが、必ず自身を成長させるチャンスを与えてくれるはずである。出来ることを自分で制限せずに、知らない世界に飛び込み挑戦することで思いがけず自分の興味や能力を引き出し、生き方の選択肢を増やせることが可能であると考える。留学を開始する際には、短期的・長期的な目標を立てて頑張ってください!
交流協定校に留学経験をした学生の報告書です。
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