国際交流
留学報告書
経済学部経営法学科4年 男子
留学先:マーレイ州立大学(2015年8月~2016年5月)
留学の動機と準備(語学、ビザなど)
留学の動機
自分は元々英語をツールとしてどこまで海外でチャレンジできるか、ということを思っており、一年生の時に参加した短期留学を経験した後、もっと海外で勉強したいと思い、一年間の交換留学を志望しました。
留学の準備
学習面ではTOEFLの点数の基準を超えるために自分で購入したテキストを用いてWriting、Speakingを中心に対策をしました。結果的に2回目の受検で基準をパスすることができました。交換留学の申請が通った後から渡航前まではなるべく語彙力を落とさないように気を付けていました。
ビザは大阪のアメリカ合衆国領事館にて申請しました。留学が決まったのち、早めにビザの手続きをすることを強く勧めます。目安としては最低でも2か月前からビザ発行の準備を進めてください。
もしアメリカでレンタカーを借りて旅行したいという希望があれば、出国前に免許センターで国際免許証を発行することを勧めます。
留学生活について
生活環境(気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など)
・気候
マーレイの気候は基本的に不安定です。同じ季節の中でも日によって寒暖差が大きい場合が多々あります。夏は日本と同じくらいの気温で、からっとしています。冬は雪が積もる日もあります。
・大学周辺の様子
大学周辺にはレストランやスーパーなどが徒歩圏内に所在しており、車がなくても生活に支障はありません。特にウォルマートは生活必需品から食品まですべてが揃っていて徒歩で行ける範囲内であったので非常に便利でした。ただ、マーレイは交通機関が充実していないので遠出するときには現地の友人の車に乗せてもらうか、レンタカーを借りる必要があります。
・食事
食事は朝食から夕食まで基本的にキャンパス内のカフェテリアで済ませていました。寮に住んでいる留学生はほとんどそこで食事しています。寮内にも共同キッチンはあるのでスーパーで食材を買って料理することもできます。
大学付近の飲食店やバーにもよく行っていました。自分のおすすめはMSUゲート向かいにあるTAPという店です。パブなのですが、ピザやチキンが非常に美味しかったのでぜひ行ってみて下さい。21歳以上であればパスポートを持っていけばお酒も飲むことができます。
・お金の管理方法
お金に関しては、留学生は持参したクレジットカードに加え、BB&Tというキャンパス近くの銀行で口座を作り、デビットカードを作成してそこに親から海外送金してもらい生活する人が多いです。学費もこのカードで支払う事ができるので作成する事を勧めます。ただ、日本からは必ず最低でも1枚はクレジットカードを持参していってください。アメリカは基本的にカードを持っていないとホテルやレンタカーの予約が出来なかったりし、生活するうえで不便な場合が多いので注意が必要です。
・携帯電話
携帯については、私は某社のアメリカ放題に加入していたのでそのまま現地でも日本と同じように通話やメールをしていました。しかし留学生の友達では現地の通信会社でSIMカードを購入している人が多くいました。実際wifiがキャンパス内、寮内では通っているのでSIMカードを購入せずにwifiのみで日本から持ってきた携帯を使う学生もいました。
私個人としては万が一の事態に備えていつでもアメリカの回線で電話できる状態にしておくことをお勧めします。
留学時の毎月の生活費(寮費、食費、娯楽費などの概算)
寮費は各寮によってさまざまですが1学期で$2400~$3000当たりです。
基本的に二人一部屋で、ベッドや机、クローゼットなどの家具はすでに配置してあります。
食費は1学期に$800あたりをミールチャージしていました。
学習、研究以外の活動(スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など)
主に時間のある時はキャンパス内にあるジムに通って汗を流していました。現地の食事はカロリーが高いものが多いのでその分なるべく体形を維持できるように運動していました。ジムは無料で使用する事ができます。
週末は留学生の友人とバーに行ってお酒を飲んでいました。アメリカのバーというと少し安全面を気にする方もいると思いますが、非常に留学生も入りやすい環境です。
Thanksgiving や冬や春の長期休暇は友人と旅行していました。
春の9日間の休暇では、レンタカーで韓国人の友人と運転を交代しながら、ケンタッキーから西海岸までの間を往復しました。その間にグランドキャニオンやモニュメントバレーなどのアメリカの大自然を満喫する事ができました。
留学中の学習の概要
自分は基本的にマーケティングの講義を履修していました。日本の講義スタイルとはことなり、現地の学生と共にグループを作って教授から与えられたプロジェクトに取り組み、自ら資料を作成したPPTを用いたプレゼンも行っていました。もちろん英語ですべて取り組まなければならないし、最初は教授の話す英語が早くてはなかなか聞き取ることが難しいことも多かったですが、次第に慣れてきて積極的に課題に取り込めるようになっていきました。
専門の授業だけでなく、他分野の授業も履修していました。観光学や中国語など、自分の教養を広める意味であらゆる分野の授業に挑戦してみようと思っていました。
留学面での苦労・アドバイス等
帰国後の就職活動について
自分は帰国後、6月下旬に開催されたディスコ社主催のキャリアフォーラム、マイナビ国際派、そして7月中旬に開催された、経団連主催のグローバルキャリアミーティングに参加していました。すべて留学中から自分でイベントの情報を集めていました。大手優良企業もたくさん参加しているのでぜひ参加してみて下さい。イベント内で内定をいただく事ができる可能性もあります。
留学を振り返って
正直留学中、自分にはあらゆる困難が立ち向かい、日本語で解決できない環境のなか、つらい思いをする事が多々ありました。しかしそんな中でもなんとか自分の英語に自身を持ち、克服する事ができたのはとても大きかったことではないのかと思います。
今後留学を考えている学生へのメッセージ・アドバイス
留学は自分の価値観を広めるだけでなく、異文化の中でサバイブしていく力を養う絶好の機会です。ぜひあらゆる壁にぶち当たって、日本ではできない事に積極的に挑戦してみて下さい。
交流協定校に留学経験をした学生の報告書です。
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