国際交流

留学の動機

　大学で募集されている様々な海外研修に参加し、より本格的に留学してみたいと思い、留学することにしました。ノルウェーを選んだ理由として、英語圏ではないが国民のほとんどが英語を話せるという点、授業がすべて英語で行われる点、そして北極圏に近く日本ではできない体験を多くできる点の3つの理由でノルウェー留学を決断しました。

留学の準備

　留学の申請はすべてオンラインで行われ、UiTとのやりとりも全てメールで行われました。ビザに関しては、オンラインでUDIに登録をした後、必要な書類をそろえて東京にあるノルウェービザ申請センターに提出しに行きます。これによりノルウェーの警察署で必要となる証明許可書を入手することができます。その後ノルウェーに到着してから1週間以内に現地の警察署に必要な書類を持って審査を行えば、滞在先に滞在許可書（ビザ）が送られてきます。
　私は半年早く留学した方がいたのでその方に教えてもらいながらスムーズに申請できました。ただ、申請には時間がかかるので早めに準備をしたほうが良いと思いました。ビザの申請は下記のホームページを参考に申請をしました。 「せかいじゅう」＞「せかいじゅうライフ」＞「ノルウェー」

住居（寮やアパートの設備）

　大学の寮に滞在していました。キッチンは6人ほどで共有し、トイレとシャワー室は2人で共有していました。

生活環境（気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など）

・気候
　私が留学した場所はアルタというノルウェーの中でも北にある町でした。
冬は極夜で昼前に少し明るくなり昼過ぎには暗くなっていました。気温は常に氷点下でしたが寮や大学は暖房が効いていたので普段ニットなどは着ずTシャツで生活していました。
　春になると暖かくなり雪も溶けて過ごしやすい季節でしたが、夏に近づくにつれて日が長くなり4月後半は22時過ぎまで明るかったです。

・大学周辺の様子
　大学周辺には小さなショッピングモールがある他、スケートリンクやクロスカントリー、ハイキングのコース、Tollevikaという海岸などがあり自然豊かな地域でした。

・交通機関
　バスがありました。バスは携帯のアプリケーションで購入することができて、一度の乗車に35クローネかかります。寮が大学の近くにあるため普段バスは利用しませんでした。

・食事
　校内の食堂で食事をしたり、自炊をして生活していました。ノルウェーは物価が高いので外食はあまりしませんでした。

・お金の管理方法
　ノルウェーではキャッシュレス化が進んでいるので普段の買い物、寮費などほとんどのものがカード支払いでした。留学前に海外送金したお金が生活費になり、ノルウェーで銀行口座を開設した際に手に入るキャッシュカード兼デビットカードを使用して買い物をしていました。

留学時の毎月の生活費（寮費、食費、娯楽費など）

　寮費　月55000円程度（水道費、光熱費込み）
　食費　月20000円程度

学習、研究以外の活動（スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など）

　平日はクライミングやバドミントンなど大学内のクラブ活動に参加しました。週末は友達とクロスカントリーの練習をしたりハイキングに行くなどアウトドアをしました。そのほかにも留学生で集まって編み物を教わったり、様々な国のお菓子を食べたりと充実した日々を過ごしました。