国際交流
留学報告書
経済学科4年 男子
留学先:上海大学国際交流学院(2013年10月~2014年1月)
留学の動機と準備(語学、ビザなど)
以前から、留学したいという漠然とした気持ちを持っていたが、指導教員から上海大学への留学を勧められ、さらにその気持ちが強くなったのがきっかけ。もともと上海には興味を持っていたというのもあるが、交流指定校のため費用が比較的安く、また、日常会話は英語を使うことも多いということで、自分の英語力がどれだけ通用するか確かめたかったといったことも、留学を決めた理由。
語学の準備は、テキストを2冊終わらせた。
ビザは、半年間のビザを申請した。
留学生活について
住居(寮やアパートの設備)
自分が行った宝山キャンパスの寮には、一人部屋と二人部屋があり、自分は二人部屋だった。部屋にはトイレとシャワーがあるが、キッチンはなく、共同で使うためのものが各フロアにある。洗濯機は寮ごとに数台設置されており、有料だった。全体的に、特に不便だと感じたことはなかった。
生活環境(気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など)
富山と比べると、雨や雪は殆ど降らない。宝山キャンパスは非常に広い。日本人留学生は殆どいなかった。宝山キャンパスの周りには、食事をする店が多い。スーパーもある。宝山キャンパスのすぐ近くに地下鉄の駅とバス停があり、それらをよく利用していた。どちらも安い。食事は、キャンパスの周りにある店を利用していた。キャンパス内に食堂があるが、自分はあまり利用しなかった。お金は大学内のATMでおろし、使わない分はスーツケースの中に入れていた。携帯電話は中国人の友人から借りたものを利用していた。現地の店で50元のSIMカードを購入し、それを入れて使っていた。
留学時の毎月の生活費(寮費、食費、娯楽費などの概算)
すべての費用を合わせても、4万円ほどで賄える。
学習、研究以外の活動(スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など)
キャンパス内の体育館などで、安価で色々なスポーツができる。自分は放課後や週末に、バドミントンや卓球をよくしていた。
上海大学の日本語学科との交流会などが何度かあった。また、各国の留学生が、自分の国の衣装や踊りを披露する催し物などもあった。
留学中の学習の概要
一日の授業時間は平均して3時間程度だった。基本的に午後は授業がない日が多かったので、その時間を利用して自主勉強や復習などをしていた。
留学面での苦労・アドバイス等
自分は中国語で日常会話が殆どできなかったので、英語でコミュニケーションをとることが多かったのだが、なかなか自分の意志を上手に伝えることができなかった。中国語で日常会話ができる人ならば問題ないが、そうでない人は、中国語はもちろんだが、英語を少しでもできるようにしてから行った方が良い。
また、当然だが現地では中国語を真剣に勉強した方が良い。そうすれば、意思疎通がスムーズにできるようになり、コミュニケーションをとれる人が増える。色んな人と仲良くなる方がやはりおもしろい。
留学を振り返って
自分は3ヶ月という短い期間だったが、それでも行って良かったと思う。海外でしか経験できないと思うことも経験できた。また、中国はもちろん、様々な国の人と仲良くなることで、その国の文化や考え方を知り、興味を持つことができた。そして、日本、或いは日本人を相対化できたということが、一番の財産になった。
今後留学を考えている学生へのメッセージ・アドバイス
「海外で生活すると、日本の良さがよくわかる」ということをよく耳にするが、実際に生活してみて、それがよくわかった。日本がいかに恵まれているか、それがわかっただけでも大きかった。間違いなく自分の視野や見聞を広げることができると思う。
あとは、自分は留学生活の後半で遊び倒してしまったので、目標を明確に持って生活することを強くお勧めします。
交流協定校に留学経験をした学生の報告書です。
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