国際交流
留学報告書
経済学部経済学科 3年 女子
留学先:銘傳大学(2018年9月~2019年1月)
留学の動機と準備(語学、ビザなど)
留学の動機
私が銘傳大学を選んだのは、国際色が豊かであり留学生の受け入れ体制が整っているのではないかと考えたからです。富山大学からまだ留学した人がいないというのは意外で、私が最初になってみたいと思ったからです。また、銘傳大学は台北にキャンパスを持っています。富山で生まれ育ったため都会の生活や、大学がどのようなものか知ることができるよいきっかけになると思ったからです。
留学の準備
中国語は1年次に授業を受けただけです。英語も向こうの大学が示した基準に満たしていたので特に何もせずにいきました。
半年以内の交換留学ということでビザは停留ビザをとりました。ビザをとるためにわざわざ大阪まで行く必要があったので大変でした。
留学生活について
住居(寮やアパートの設備)
交換留学生は銘傳大学の寮に入ることができます。台北キャンパスから40分ほどのところにあります。寮は基本的には4人一部屋でした。留学生が入る寮なので台湾人はほぼ居ません。
生活環境(気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など)
・気候
台湾に着いた時は9月はじめだったので毎日暑かったです。12月にも25度をこえた日もあり、富山とは大きく異なっていると感じました。しかしながら室内に入ると冷房が強めになっています。
・大学周辺の様子
台北キャンパスは有名な士林夜市にとても近いです。道路を挟んで向かい側にあります。最寄り駅は大学から徒歩で5分ほどの場所にあります。
・交通機関
Ubikeという自転車レンタルサービスやMRT、バスを使っていました。台北ということもあり、交通手段には苦労しませんでした。
・食事
寮では料理が禁止になっているので、基本的には外食になります。寮周辺にはコンビニや飲食店があるのでそこで食べることが多かったです。駅周辺までいくと日本のチェーン店があります。だいたいの店で持ち帰りにもできるのでそれを寮で食べることもありました。寮にはウォーターサーバーもあるので、お湯を入れて調理するだけのものは作れます。
・お金の管理方法
日本でデビットカードを作り、それでスーパーやMRTの駅にあるATMでお金を引き出していました。台湾で通帳を作る必要は無いと思います。
・携帯電話
到着した日に空港で5ヶ月間のSIMを買い、使用していました。途中でチャージする必要が無く、データの制限がないものが良いと思います。
留学時の毎月の生活費(寮費、食費、娯楽費など)
寮費は入寮時にまとめて現金でNT$15,000払いました。そのほかの生活費は一ヶ月で6万円程度でした。
学習、研究以外の活動(スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など)
台北二二八紀念館に行って日本と台湾の歴史について知識を深めました。また、友人と淡水や台大などの有名な観光地に行ったり、隣の市まで旅行に行ったりしました。
留学中の学習の概要
国際学院というところに所属していたので、どの授業も英語でうけました。単位に余裕があったので、授業を少なめにしました。留学生の1年生向けの中国語の授業を受けました。初級だったのでとても簡単でした。あとは3年生向けの法律の授業をうけました。こちらは少し難しかったです。
留学面での苦労・アドバイス等
留学面での苦労
生活に慣れるまではとても大変でした。寮や授業で台湾人の学生と関わる事がなかったので、別のところで台湾人の学生と仲良くなれるようにもう少し努力したほうがよかったです。
留学を振り返って
実際に留学に行ってみて、思い通りになったところも、ならなかったところも両方あって、自分のためになったと思います。いろいろな国の留学生とかかわってみて、自分の視野がとても広がったことをとても嬉しく思います。
今後留学を考えている学生へのメッセージ・アドバイス
周りにいた人達は親切だったので私があまり中国語や英語が話せなくても大丈夫だと言ってくれましたが、語学は絶対できた方がいいです。学校では英語でよくても、それ以外だと中国語を使うことが多かったので、両方勉強しておくことをすすめます。富山大学からの交換留学は想像以上にハードルが低いと思います。不安もあるでしょうが行ってみればなんとかなる事の方が多いので是非留学してみてください。
交流協定校に留学経験をした学生の報告書です。
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