国際交流
留学報告書
経済学部経済学科 3年 男子
留学先:開南大学(2018年2月~2018年6月)
留学の動機と準備(語学、ビザなど)
留学の動機
高校生の時から留学をしてみたいと思っており入学してから経済学部と全学部で開かれる留学の説明会に出ていました。ただ説明会で話を聞いていると一年生や二年生で留学するより三年生で留学したほうが単位などを考えても行きやすいと思い三年次で留学することに決めました。また私費で留学に行くより費用の面でも交換留学は自分にとって良いものに感じた。
留学の準備
語学に関しては留学する三か月前ぐらいから中国語の授業を受けていたがそれ以前まではほとんど勉強していなかった。ただそこで少し勉強したので向こうでは少し救われた部分があった。ビザに関しては自分で必要な書類をそろえて大阪のほうにビザ取得に向かった。航空券は出発日の約一か月前に予約をした。
留学生活について
住居(寮やアパートの設備)
私は大学内の寮に入っており、4人部屋でトイレとシャワーは共同であった。そのほかには冷蔵庫や洗濯機、談話室などが各階にあり電子炊飯器や電子レンジもあった。また寮の地下には食堂があり朝からやっているので朝ご飯はよくそこで食べていた。週末もやっている時があり学校の食堂は週末開いていないので近くて安く便利であった。また各部屋にはエアコンが設置してあるが冷房のみであった。
生活環境(気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など)
・気候
台湾の夏は日本よりは暑いのは当然であり特に日差しが痛いときもあった。ただ、学校やレストランなどはエアコンがとても効いており半そでではとても寒く羽織るものが必要になったりするなど服装の調節は難しく感じられることもあった。二月や三月は風が冷たく上着が必要であった。
・大学周辺の様子
大学周辺の様子に関しては、コンビニや飲食店はあるが数が少ないので最後のほうは飽きてしまうこともあった。また近くに日用品を買うところが無いので桃園駅まで出ることが多かった。
・交通機関
駅までのバスはバスの数が多く便利に感じた。
・食事
食事に関しては口に合うものが多くて困ることはなかったが日本に比べて野菜を食べることがあまりなくコンビニなどに置いてあるサラダも高く感じた。そのため栄養は不安であった。
・お金の管理方法
お金については学校の近くにセブンがありそこのatmでセブンカードが使えたためそこからお金をおろしていた。
・携帯電話
携帯電話は台湾で一定期間のフリーシムを買い使っていた。台湾はデータ制限がないため気にすることなく使えていた。
留学時の毎月の生活費(寮費、食費、娯楽費など)
台湾での生活については、日本より物価が安いこともあるのか日本での食費に比べたらかなり少なくなったと思える。給付金も少しもらっていたが週末は台北やその他のところに出かけることも多く給付金が余ることはなかった。そのため娯楽費が一番お金を使ったと思う。
学習、研究以外の活動(スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など)
留学期間中に開南大学のサークル等は後期から留学したため入ることはなかったが東京館には通っていた。東京館とは、大学内にある日本語を学んでいる現地の学生と日本語学科の先生とコミュニケーションが取れる場所である。そこで多くの台湾の友達が作れたり台湾で流行っているものであったり台湾のお祭りなどを多く知ることができる場所であった。週末は現地の学生とどこかに遊びに出かけることや一緒に勉強することもあった。また日本人とも遊びに行くことやたこ焼きパーティーすることもあった。
留学中の学習の概要
中国語の講義は、聞き取り・発音・会話などに細分化されたものを初級・中級・高級から選ぶことができ中国語と英語のどちらでも講義を受けることが選択できるようになっていた。私は初級・中級の両方の講義を受けていた。また日本語学科の授業も取ることができ翻訳の授業を受けていた。経済の授業は全て英語で行われていた。授業は多くが二コマ連続で授業が行われ途中で十分間の休憩があるスタイルであった。経済などは三コマ連続で授業が行われていた。
留学面での苦労・アドバイス等
留学面での苦労
留学で一番苦労するのがやはり言語である。授業で先生が話している内容を理解できないことは多くあり大変であった。だからこそ分からないことはどんどん先生や周りの友達に聞いていくことが大切であると感じた。また、自分が学んでいる言語を全然話すことができないなどを理由に使っていかないことは絶対にダメであることがわかり上達していかないので積極的に使うべきだと感じた。また寮などでは文化面でルームメイトと合わないこともあると思う。しかし自分から受け入れていかないといけないことも大切だと思う。
留学を振り返って
実質留学期間四か月を終えて、絶対に日本では経験できなかったことを体験することができた。言葉がうまく伝えられないときのつらさやモヤモヤしたものも感じることができ言語を学ぶというものは難しいと思えた。また生活していく中で台湾が抱えている問題も耳に入ってくるなど台湾自体のことも知ることができた。これからもさらに中国語のレベルアップのための勉強を継続していきたい。
今後留学を考えている学生へのメッセージ・アドバイス
留学をしてみたいと思っているのなら、まず富山大学の留学制度や提携校の情報を収集することや説明会に参加してください。また留学するまでに自分が学びたい言語についてはある程度勉強することを強くお勧めします。そして最後に目標を持っていくことが大切だと思います。目標があると自分からいろんな活動に参加できるからです。
交流協定校に留学経験をした学生の報告書です。
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