国際交流
留学報告書
経営法学科4年 女子
留学先:江原大学経済学部(2013年9月~2014年3月)
留学の動機と準備(語学、ビザなど)
大学に入学してから韓国を勉強し始め、2年のときに経済学部の学部間協定制度を知ってから韓国留学を考えた。1年で韓国語の基本を学び、2年から人文学部の留学経験者・希望者の授業をとり、ある程度理解できるレベルだった。
留学生活について
住居(寮やアパートの設備)
大学敷地内の寮に住み学期、長期休暇のたびに引っ越しした。はじめは4人部屋で、引っ越し後は2人部屋だった。トイレ、シャワーは階ごとに共用、一階にジム、コンピュータ室があった。大学敷地内にいくつか寮がありそれぞれ構造が異なる。寮の入り口は指紋認証で部屋ごとに鍵もあるが、ルームメイトが鍵を携帯しないため鍵をかけられなかったし、留学生は特に貴重品の管理に注意を払った方がよい。
生活環境(気候、大学周辺の様子、交通機関、食事、お金の管理方法、携帯電話など)
冬は最低-15℃まで下がることもあり、富山より乾燥していると感じた。大学周辺は飲食店が多く、生活用品も購入できる。タクシーの初乗りが300円以下と安いためよく利用した。ソウルまで電車で300円程度だが、片道2~3時間かかるため準高速鉄道をよく利用した(片道700円程度で一時間半程度かかる)。ある程度まとまった現金を持っていき現地の銀行で口座を作り管理し、不足したらカードから引き出した。携帯電話は、日本で使っていたスマートフォンでWi-Fiを利用しつつ、友人から譲ってもらった携帯電話を通話専用としてプリペイド式で使用した。
留学時の毎月の生活費(寮費、食費、娯楽費などの概算)
寮費、寮の食堂費は学校側が払ってくれたので、ほとんどお金はかからなかった。
学習、研究以外の活動(スポーツ、文化活動、週末や長期休暇の過ごし方など)
語学堂に通えば多くの他国からの留学生と知り合える。語学堂の友人とスケートや遊園地に行ったりした。長期休暇は語学堂の友人と済州島旅行に行ったりした。
留学中の学習の概要
はじめの3か月は韓国語の論文を訳し、学部の授業を聞き、冬休みの間語学堂(平日9時~1時)に通った。語学堂は強制ではないが、通った方が韓国語に触れる時間が増えるのでいいと思う。
留学面での苦労・アドバイス等
家族以外の誰かと同じ部屋に住んだ経験がなかったため、ストレスが溜まった。ルームメイトと仲良くなれれば楽しいが、生活リズムがあわず苦労した。韓国人は積極的で話しかけてくれる人もいるが、日本人に興味があったり留学経験のある人とのほうが仲良くなりやすい。韓国ではお酒を飲み仲良くなるのでお酒は積極的に飲んだ方がいいかもしれない。
留学を振り返って
短い期間だったが一人で留学したことで、日本にいてはできない経験もでき視野が広がった。留学中も北朝鮮のミサイル問題などで両親にはたくさん心配をかけてしまったが、留学を応援してくれて心から感謝している。費用もほぼ学校が負担してくれたため不自由なく生活でき、とてもありがたかった。これからも韓国語の学習を継続し、何らかの形で韓国語に携わっていきたい。
今後留学を考えている学生へのメッセージ・アドバイス
留学したいと思っているなら、富山大学の留学生と交流したり、積極的に留学の情報を集めてください。はじめはほとんど話せない状態でも半年も現地にいれば自然と話せるようになります。日本にいても勉強することはできますが、話せるようにはなりません。現地に行けばあっというまに時間が過ぎ、知らないうちに語学力も上がっています。社会人になっても留学するチャンスはあるかもしれませんが気楽に留学できるのは学生の間だけだと思うので多くの人が留学して視野を広げてほしいです。
交流協定校に留学経験をした学生の報告書です。
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